2016年9月13日 (仮訳)トルコ、トラブゾン県において新たに記録された菌類の分類学的研究 Sesli, E. & Moreau, P., 2015. Taxonomic studies on some new fungal records from Trabzon, Turkey. Turkish Journal of Botany. Available at: http://dergipark.ulakbim.gov.tr/tbtkbotany/article/view/5000155681/0 [Accessed September 13, 2016]. 【R3-03289】2016/09/13投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ トルコ、トラブゾン県における調査で見出されたAlnicola subconspersaなど7種をトルコ新産種として報告した。 内訳はモエギタケ科1種、テングタケ科1種、フウセンタケ科2種、ヒダハタケ科3種であった。 また、トルコの菌類相に関する文献を調査し、既知の大型菌類の属の数を448(担子菌361、子嚢菌87)、種数を約2186とした。 (トルコ新産種) Alnicola subconspersa (Kühner ex P.D. Orton) Bon 【よく似た種との区別】 Alnicola umbrina 形態的に類似している(同じ学名があてられることがある) 本種と異なり縁シスチジアが基部が顕著に丸まった形状ではなく細長い紡錘形 (トルコ新産種) Amanita pachyvolvata (Bon) Krieglst. (トルコ新産種) Cortinarius azureus Fr. (トルコ新産種) Cortinarius vernus H. Lindstr. & Melot (トルコ新産種) Melanogaster variegatus (Vittad.) Tul. & C. Tul. アミメツチダンゴ (トルコ新産種) Paxillus ammoniavirescens Contu & Dessì 【よく似た種との区別】 Paxillus obscurisporus トルコに分布する 担子胞子のサイズが類似している 本種より子実体のサイズが大きい 本種と異なり子実体が乾燥すると紫色を帯びるという特徴を欠く Paxillus rubicundulus(アカゲヒダハタケ) 本種と異なり子実体が新鮮時アンモニアで緑色を帯びるという特徴を欠く 本種より担子胞子のサイズが僅かに小さい 本種ほど担子胞子が暗色でない (トルコ新産種) Paxillus cuprinus Jargeat, P; Gryta, H; Chaumeton, J.P; Vizzini,A.